シークレットCSVインポート
Auth-Shareでは、CSVファイルを使って複数のシークレットを一括登録できます。
このドキュメントでは、CSVテンプレートの作成方法、各列の入力内容、入力ルール、上限値、エラー時の確認事項を説明します。
1. 利用できるユーザー
CSVインポートを利用できるのは、現在の組織に所属する有効な社内ユーザーと管理ユーザーです。
外部ユーザーはCSVインポートを利用できません。
また、デモ版ではCSVアップロード機能を利用できません。
2. インポート手順
- 「シークレットCSVインポート」画面を開きます。
- 次の項目を指定します。
- シークレット数
- 1件あたりのシークレット情報数
- 編集権限ユーザー
- 「テンプレートをダウンロード」を押します。
- ダウンロードしたCSVテンプレートへ必要な情報を入力します。
- 入力済みのCSVファイルをアップロードします。
- 内容に問題がなければ、シークレット、シークレット情報、編集権限、履歴が一括登録されます。
アップロードできるファイルは、CSV形式かつ5MB以下です。
3. CSVの列構成
CSVのヘッダーは変更しないでください。
| 列名 | 必須 | 内容 |
|---|---|---|
| インポート番号 | 必須 | 同じシークレットに属する行をまとめる番号です。 |
| シークレット名 | 各シークレットの先頭行のみ必須 | 登録するシークレット名です。 |
| 編集権限ユーザーID | 任意 | 編集権限を付与する社内ユーザーの組織内ユーザーIDです。 |
| シークレット情報名 | 条件付き必須 | シークレット情報の項目名です。 |
| タイプ | 条件付き必須 | シークレット情報の入力タイプをCSVコードで指定します。 |
| 値 | 条件付き必須 | 登録する値です。 |
「シークレット情報名」「タイプ」「値」は、3項目すべてを入力するか、3項目すべてを空欄にしてください。
4. 入力例
| インポート番号 | シークレット名 | 編集権限ユーザーID | シークレット情報名 | タイプ | 値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Google Workspace | 1/3 | アカウントURL | U | https://accounts.google.com |
| 1 | アカウントID | S | admin@example.com | ||
| 1 | パスワード | T | example-password | ||
| 2 | 社内管理画面 | 1 | アカウントURL | U | https://example.com/admin |
| 2 | アカウントID | S | admin | ||
| 2 | パスワード | T | example-password |
この例では、次の2件のシークレットが登録されます。
- Google Workspace
- 社内管理画面
同じインポート番号の行は、1件のシークレットとしてまとめて登録されます。
5. インポート番号のルール
- インポート番号は、
1から始まる連番で入力してください。 - 同じシークレットに属する行には、同じインポート番号を入力してください。
- 同じインポート番号の行は、CSV内で連続して配置してください。
1, 2, 4のように番号を飛ばすことはできません。- 同じ番号の行を離れた位置へ配置することはできません。
正しい例
1
1
1
2
2
3
正しくない例
1
1
3
3
1
2
1
6. シークレット名のルール
- シークレット名は、各インポート番号の先頭行だけに入力してください。
- 同じインポート番号の2行目以降は空欄にしてください。
- 255文字以内で入力してください。
- 同じCSV内で、同じシークレット名を複数回使用することはできません。
- 現在の組織にすでに登録されているシークレット名は使用できません。
- 別の組織で同じ名前が使われていても、現在の組織に存在しなければ登録できます。
7. 編集権限ユーザーIDのルール
編集権限ユーザーIDには、現在の組織に所属する有効な社内ユーザーの組織内ユーザーIDを指定します。
ここで指定するユーザーIDはメールアドレスではありません。Auth-Shareのユーザー一覧画面で、各ユーザーの一番左側のカラムに表示されているユーザーIDを確認してください。
1人だけ指定する場合
1
複数人を指定する場合
半角スラッシュ / で区切ります。
1/3/5
入力上の注意
- 編集権限ユーザーIDは、各インポート番号の先頭行だけに入力してください。
- 同じインポート番号の2行目以降は空欄にしてください。
- 存在しないユーザーは指定できません。
- 他の組織にだけ存在するユーザーは指定できません。
- 外部ユーザーは指定できません。
- ブロック中または無効なユーザーは指定できません。
- 同じユーザーIDを複数回指定しても、重複分は1件として扱われます。
- 空欄の場合は、インポート実行者本人に編集権限が付与されます。
CSVインポートで指定したユーザーには、対象シークレットの閲覧権限と編集権限が付与されます。
8. シークレット情報のルール
シークレット情報を登録する場合は、次の3項目をすべて入力してください。
- シークレット情報名
- タイプ
- 値
シークレット情報を登録しない行では、3項目すべてを空欄にしてください。
1項目または2項目だけ入力された行はエラーになります。
シークレット情報名
- 255文字以内で入力してください。
表示順
同じインポート番号の中では、CSVの行順がシークレット情報の表示順になります。
9. タイプ一覧
| CSVコード | 表示名 | 値の形式・上限 |
|---|---|---|
S |
短文 | 1,000文字以内 |
L |
長文 | 5,000文字以内 |
T |
トークン | 1,000文字以内 |
U |
URL | 1,000文字以内 |
D |
日付 | YYYY-MM-DD形式 |
DT |
日時 | YYYY-MM-DD HH:MMまたはYYYY-MM-DDTHH:MM形式 |
タイプには表示名ではなく、CSVコードを入力してください。
日付の入力例
2026-07-17
日時の入力例
2026-07-17 12:30
または、
2026-07-17T12:30
10. 登録件数の上限
1回のCSVインポートには、次の上限があります。
| 対象 | 上限 |
|---|---|
| シークレット数 | 500件 |
| 1件のシークレットに登録できるシークレット情報数 | 30件 |
| 1回のインポートで登録できるシークレット情報の合計 | 10,000件 |
| CSVファイルサイズ | 5MB |
シークレット数と1件あたりのシークレット情報数の組み合わせによっては、合計10,000件の上限を超えるためテンプレートを作成できません。
例:
- 500シークレット × 20項目 = 10,000項目:作成可能
- 500シークレット × 30項目 = 15,000項目:作成不可
11. シークレット情報を登録しない場合
シークレット情報が0件のシークレットも登録できます。
その場合は、対象行の次の3項目をすべて空欄にしてください。
- シークレット情報名
- タイプ
- 値
例:
1,情報未登録のシークレット,1,,,
12. 登録されるデータ
インポートが成功すると、次のデータが登録されます。
- シークレット
- シークレット情報
- ユーザーごとの閲覧・編集権限
- シークレット作成履歴
- シークレット情報の作成履歴
シークレット情報の値は、通常のシークレット作成と同様に暗号化して保存されます。
13. エラーが発生した場合
CSV内にエラーがある場合は、シークレットを登録せず、画面にエラー内容を表示します。
登録処理の途中で予期しないエラーが発生した場合も、そのCSVで処理中だった登録内容はすべてロールバックされます。
エラーが表示された場合は、主に次の項目を確認してください。
- ヘッダー名を変更していないか
- 各行の列数が正しいか
- インポート番号が1から始まる連番になっているか
- 同じインポート番号の行が連続しているか
- シークレット名や編集権限ユーザーIDを2行目以降に入力していないか
- シークレット名が重複していないか
- 編集権限ユーザーIDが正しいか
- シークレット情報の3項目がすべて入力されているか
- タイプのCSVコードが正しいか
- 日付・日時の形式が正しいか
- 登録件数の上限を超えていないか
14. 注意事項
- CSVアップロード中は、完了するまで画面を閉じたり再送信したりしないでください。
- 大量データのインポートには時間がかかる場合があります。
- 同じ組織で別のCSVインポートが実行中の場合は、完了後にもう一度実行してください。
- アップロード後に同じCSVを再度送信すると、登録済みのシークレット名が重複してエラーになります。
- テンプレートのヘッダー名や列順は変更しないでください。
